一般質問【2022年12月】

(令和4年12月20日)

➊「長島小学校老朽化問題」

「三郷用水の補修について」

➌「地域の医療について」

この三点を質問させていただきました。

【■:質問】

➊ ■長島小学校の校舎は昭和45年3月に鉄筋コンクリート構造3階建てで建築されました。
築52年を経過して恵那市内の小学校で最も古い校舎になります。
生徒数も作られた当時とは変わっています。 使い方も変わってきていると思います。
今後どのように長島小学校を考えて見えるのか質問いたしました。
(答弁)
子どもたちの教育に影響がないよう必要な修繕はおこなってきているが、経年劣化による各所の老朽化が進んでいるため、建て替えが必要な状況。
市では学校施設の老朽化、児童・生徒数などの観点から学校施設の現状を客観的に分析し、優先順位を整理した上で、方向性、対策時期について令和3年1月に恵那市学校施設個別施設計画を策定した。
恵那市学校施設個別施設計画では、長島小学校の事業計画として令和5年度に耐力度調査、令和6年度に基本設計及び実施設計、令和7年度に校舎改築、プール解体のとなっている。

■学校の建設の進め方など、市民は学校の建て替えについて誰が計画を進め どのように進んでいく
のか、知りたいと思います。学校を創るには、地域の声も取り入れて欲しいと思います。
どのような手順で進んで行くのか。お聞かせください。
(答弁)
恵那市長島小学校検討委員会を設置し、建替え場所に関する事項及び建替えに関し必要な事項について検討を進める。・委員会の構成員は、長島地域自治区を代表する者、恵那市立長島小学校PTAを代表する者、恵那市立おさしま二葉こども園の園児の保護者会を代表する者、恵那市立長島小学校を代表する者、恵那市立おさしま二葉こども園を代表する者で11名。

■長島小学校の校庭に石碑があります。学林の石碑です。
明治35年頃、長島尋常高等小学校長 西尾鎌吉先生らの呼びかけに学林という学校の為の森が造られ、
現在も地元では「学林管理委員会」が学校のための森を守り続けており、その木を 学校建設に使って
頂きたいと願っています。 学校林 学林の木を学校建設に使う事は出来ますか。
(答弁)
質問のありました、学林は永年、地元の方から親しまれ、子供たちのために守り育てられた大切な森であると聞いている。市内の学校については、木材利用を心がけている他、特色ある学校となるよう努めている。
学林の木材活用については、検討委員会の皆さんと検討し、予算の範囲内で地域にある材料を使いながら子どもたちの心に残るぬくもりを感じる学校にしていけるように努める。

 

 

➋「三郷用水について」 長島町には三郷用水(さんごうようすい)という用水があります。
三郷用水の話題も老朽化について質問させて頂きました。
三郷用水とは。
三郷用水(1/6000)

恵那市役所から向かって南にあります、阿木川ダム付近から257号線に沿って東野から正家、
国道19号線に沿って大崎・大崎浄水場を経て永田の永田圃場を経由して永田川に流れる全長、
約4キロの用水です。

★大崎浄水場では市街地の飲み水・大洞圃場その他では農業用水に供されていると思います。
大崎浄水場で造られた 飲み水は、恵那市上下水道課で頂いた 冊子から引用によりますと、
下図 オレンジ色の範囲、大井町・長島町の市街地を網羅する範囲だとの事です。

 左図①~の番号はそれぞれ浄水場やポンプ場・貯水池です。

この三郷用水には管理組合は無いと聞いており、市が管理しているものと認識しています。
三郷用水の水利用は、農業用水と飲料水だと思いますが、その認識でよろしいですか?
■市街地の耕作地は減ってきているようですが? 飲料水として利用している世帯数は何世帯でしょう合わせて、解れば回答お願いいたします
(答弁)
三郷用水は、江戸時代中期、1770年以前より取水をしている歴史ある用水で、当時のかんがい面積は70ヘクタールと推測され、幾たびの災害を修繕や補修などで乗り越えてきました。
大正14年、1925年の大水害をきっかけに現在の位置に「正家、大井、中野」の共同の取水堰が設置され、共同管理されていました。
飲料用水としては昭和33年より阿木川からの取水を開始し、三郷用水を管路として利用し、昭和57年から三郷用水を主な取水口として利用しています。
議員おっやる通り、農業用水としての利用は減少し、以前は主に正家・中野地区にて利用されていましたが正家や大崎の区画整理事業により激減し、現在は大洞南地区以外には大きな利用はなく、現在の受益面積は、5ヘクタール程度となっています。
今後も利用減少が予測され、農業用水としての役割は減少していくと思われます。
ご質問に戻りまして、三郷用水を飲料水として使用している施設は、大崎浄水場であり、主に、大井町、長島町の市街地3,600件に給水しております。

★恵那市街地で多くの人に利用されている「三郷用水」
(以前は70ヘクタールの農地に水を供給、現在は5ヘクタール。飲料水の利用は3、600件)
飲料水は、大切な「ライフライン」です。

★私が、三郷用水を一般質問で取り上げようと考えたのは、議員になり地元からの相談が、三郷用水に絡んだものが数多く寄せられた事にあります。その都度、農政課・環境課に足を運びました。
担当者は一生懸命に対応して頂きましたが、モグラたたき状態ではないかと心配したからです。
【三郷用水の写真を紹介いたします】

 
老朽化(漏水)したところが多く見られます。

大きな予算がかかる、とも思いますが、全面的に改修をするとか?
老朽化した三郷用水に目を向けて頂きたいと思ったからです。
素人の私には、三郷用水の体力がどこまで持つのかわかりませんが、地震や大雨に耐えられるのか?
ただ 市民の大切なライフラインを支えてくれている三郷用水が大切で有難いものだと言う事は解ります。
■最後の質問になりますが、専門家は、どのような管理をされて居られますか?
■また 大きな改修工事などの計画はあるのでしょうか? 宜しくお願いいたします。
<答弁>
年1回、上下水道課と農政課の共同にて、簡易点検や、枯れ葉など流水阻害物の除去を実施し管理しています。
その中でも漏水の影響が大きな箇所から順次補修を行っている状況で、毎年、50メートル程度の補修を実施しています。
先にも申し上げましたが、農業用水としての役割が減少している中で、費用対効果などの観点から、今のところ大きな改修計画は定めていません。
しかしながら、水道用水、飲料水としての利用もあることから、今後上下水道課と方向性の検討を行ってまいります。
あわせて、点検で発見したところや市民の皆様からの通報により都度、補修や修繕を行い、維持してまいります。

年一回の 簡易点検・流水阻害物の除去、 毎年50メートル程度の補修と言われましたが・・・とても不安が残ります。
市民の大切なライフラインである施設、三郷用水の管理を今後もよろしくお願いするわけですが、
水道用水にも利用するといった生活にはなくてはならない用水です。
是非とも計画的な修繕と、予算確保を行っていただき集中的な修繕をお願いしました。

 

➌「地域の医療について」
人口減少が全国的に進む中、子どもを産み育てる若者にとっては、産科は大変有難い医療施設です。
特に、市立恵那病院の産科は、評判がよく二次医療圏(東濃圏域)から関心がもたれています。
以前、恵那病院に産科が無く苦労して産科を作って頂き、恵那市民としては嬉しいことです。
里帰り出産や市外からも恵那病院の産科を希望される方も多いと聞きます。
困ったときに本当にありがたい恵那病院について・・産科を中心に質問させて頂きました。

市内には、病院や民間の診療所がありますが、産科については、市立恵那病院のみとなり、特に若い方は期待するところではないでしょうか。
産科の開設後の分娩者数の推移と市内・市外の方、里帰り出産の方の割合を教えてください。
また、恵那病院の産科は、人気があると言われていますが、特徴的な事と、今後の課題についてのお考えをお伺いします。
(答弁)
産科の開設後の分娩者数は、平成 29 年度は 11 月に新病院開設後、初の出産があり 25 人、平成 30 年度 231 人、以後 246 人、260 人、288 人と年々増加しています。
地域別の割合は、令和3年度実績では、恵那市の方が 120 人で 42%、中津川市 93人 32%、瑞浪・土岐・多治見市 15 人 5%、里帰り出産が 60 人 20%となっています。
市立恵那病院の産科の特徴的なことは、愛知医科大学病院と連携強化を図り、専門的な治療が必要な場合は迅速な対応ができる体制をとっています。治療後は恵那病院に通院していただき、大学病院の医師が非常勤医師として診療にあたり経過を診ることができるなど、母子ともに安心して受診することができます。
課題としては、開設当時、年間の分娩者数は 200 人を想定し産科を設置しましたが、想定以上の分娩者数となり、医師や助産師、看護師等のスタッフの確保、診療室や妊婦さんの待合室が手狭になっていることがあり、改善に向けて検討を行っているところです。

医師やスタッフの確保として、恵那市の対策について教えてください。
(答弁)
医師やスタッフの確保については、市立恵那病院に働きかけご努力いただいているところです。
恵那市の対策としては、将来地域のために貢献していただくことを目的に、医学生に対して修学資金の貸付制度があります。
県では、「岐阜県医学生修学資金貸付制度」があり、岐阜大学医学部医学科の
「地域医療コース」に出願する場合、出身市町村の推薦が必要となり、推薦された方が入学された場合は、県と市が負担して修学資金の貸し付けを行っています。また、医師免許を取得後の返還の免除については、県内の医療機関で7年間従事し、少なくとも4年間は知事が指定する医療機関等で勤務することとしています。(恵那市は市立恵那病院・国保上矢作病院)
この制度は平成 31 年度の入試から新設され、恵那市出身の利用者は、平成 31 年度1名、令和3年度1名、令和4年度1名の3名です。
東濃5市での取り組みとして「東濃地域医師確保奨学資金等貸付制度」があり、
令和4年度までに9名が利用し、うち1名は市立恵那病院で勤務をしています。
市では「看護師修学資金貸付制度」を行っており、平成 23 年度から4名が制度を利用し、現在国保上矢作病院で勤務をしています。

恵那市の医療費に対する助成の取り組みとして、令和4年度4月から、高校生世代に対する医療費助成が始まりましたが、利用状況や市民の声がありましたら教えてください。
(答弁) 本年4月から子育て支援策の一環として、これまで中学生までが対象であった医療費の自己負担額の助成を高校生世代までに拡大しました。
対象人数は、高校生が 1,142 人、中学生までが 5,069 人です。
4月から 10 月までの7か月間で、高校生分は、延べ 4,905 件、13,802,446 円、1件あたり 2,814 円(1人あたり 12,086 円)を助成しました。
全体としては、41,937 件、94,406,396 円、1件あたり 2,251 円(1人あたり15,200 円)を助成しています。
岐阜県内では、現時点で 21 市中9市(42 市町村中 24 市町村)が高校生まで拡充しており、令和4年度からは海津市と恵那市の2市が拡充したところです。
東濃5市では初めての拡充となり、手続きに訪れた保護者からは「定期通院していたため、拡充されて大変ありがたい」との声や、8月に実施した市民意識調査結果からも「医療費が高校生まで無償化になったことは、⼤変ありがたいです。」という意見がありました。

今後の恵那市の地域医療について、「市内の医療」の向上を目的として市民の意見を聞いて施策(しさく)に反映するため、どのような取り組みを考えていますか。

答弁: 人口減少、少子高齢化が進むなか、医療を取り巻く環境は大きく変化しています。高齢化の急速な進展による医療ニーズの変化、医師や看護師などの医療の担い手不足、医師の働き方の見直し、患者数の減少による収益の減少、施設の老朽化など課題がとても多くあります。
そこで、恵那市地域医療ビジョン策定委員会を設置し、将来にわたり必要な医療の安定的かつ継続的な提供できるよう、市の地域医療について、関係者や市民の皆さまのご意見をいただきたいと考えています。
委員会では、①公立病院及び診療所の施設・設備の最適化 ②地域の実情に応じ
た医療体制 ③医師・看護師等の適正化と確保 ④他の医療機関との役割分担と連携 ⑤医療DXの取組等について、検討していきます。
委員会の組織は、学識経験者、市内医療関係者、公立病院・診療所の代表者、地域自治区の代表者、福祉関係の代表者、国保運営協議会の代表者、公募による市民などのメンバーを予定しています。

 

 

詳しくは、恵那市議会のホームページから動画で見る事が出来ます。 二倍速でもいいので一度見てくださいね。

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